タルクは危険?という話について
化粧品の原料について調べていると、
「タルクは危険」という話を見かけることがあります。
結論から言うと、現代の化粧品に使われているタルク(特に日本製)は、安全性に問題はありません。
ただ、以前は、危険なタルクが出回っていたことがあったのです😨
昔はアスベスト入りタルクが存在していた
タルクは天然の鉱物です。
フェイスパウダーやファンデーションなど、
化粧品では昔からよく使われてきた原料なのですが、
天然鉱物なので、産地によっては
アスベスト(石綿)が不純物として混ざることがある
という問題がありました。
実際、1960〜80年代くらいまでは
アスベストを含んだタルクが使われてしまった例があり、
健康被害が問題になったことがあります。
1980年代以降、安全基準が変わりました
こうした問題を受けて、
1980年代にタルクの安全基準が大きく見直されました。
現在のタルクの原料規格書には
「アスベストを含んでいないこと」
が必ず記載されており、アスベストが入ったタルクの製造は禁止されています。
危険なのは、タルクではなく、不純物のアスベストの方なんですね。
少なくとも、日本製の化粧品で
同じ様な問題が起こることはまずありません。
それでも「タルク危険説」が残っている理由
それでもネットでは
「タルクは危険」という情報が今でも出てきます。
これは、50年くらい前に
アスベスト入りタルクで健康被害を受けた方が、
最近になって
アメリカで大企業を相手に巨額の裁判を起こしたことが
ニュースになった影響が大きいようです。
相手がジョンソン&ジョンソンのような超大手企業で、裁判も長く続いているため、ニュースで取り上げられる機会も多くなっています。
その結果、事件の背景をよく知らない人にとっては、タルクの危険性だけが強く印象に残ってしまっている面もあるようです。
実は、敏感肌にはとても良い原料です
タルクは
・肌への刺激が少ない
・皮脂をほどよく吸着する
・仕上がりがきれい
という特徴があります。
そのため、化粧品業界では長く使われてきた、
とてもベーシックな原料のひとつです。
フルフリでも、敏感肌のお客様が多いことから、
安全性が高く、刺激が少ない割に、仕上がりがきれいになる
という理由で、タルクを原料として採用しています。
まとめ
タルクが危険と言われる理由は、
昔のアスベスト問題の名残です。
しかし現在の化粧品に使われるタルクは
・アスベストを含まないことが確認された原料
・厳しい品質管理のもとで使用されている
ものです。
安全性の面でも、使用感の面でも、
安心して使える化粧品原料のひとつですので、安心してご利用くださいね。
