個人情報漏洩について
フルフリ店長の杉です。最近、大規模な個人情報の漏洩が相次いでいますね!
フルフリにも最近、
「情報漏洩がこわいので、退会させて下さい」
というご依頼を、毎日のように何件かいただくようになりました。
不正アクセス事件がこれだけ続けば、心配になりますよね😨
(…ただし、フルフリは、そもそも会員制ではないので、退会、はできないんですけどねw 削除はできます)
そこで今日は、フルフリがお客様の個人情報をどう扱っているのか。そして、これからどうしていこうと考えているのか、少しお話ししようと思います。
フルフリの基本戦略は「盗られそうなものを、なるべく持たない」です

フルフリの基本は「なるべく持たない」
フルフリは、とても小さな会社です。
お客様の個人情報を管理しているのは、基本的に、社長と出荷担当者の2人だけ。
個人情報管理では、
「その情報が必要ない人には、そもそもアクセスできない様にしておく」
というのが基本ですが、
フルフリの場合、そもそも人がいません(笑)。
そして、商品のお届けに必要な情報以外は、基本的にお預かりしていません。
お誕生日は聞きません。
自社で管理しているサーバーもありません。
クレジットカード番号や、口座番号も扱いません。
ネットショップはShopify、お支払いは決済代行会社、配送はヤマト運輸など、自分たちでできないことは、その分野を専門にしている大きな会社に任せています。
もともとは、
「小さい会社なので、自分たちではそこまでできない」
という理由で自然とこうなっただけなんですけどね。
でも改めて考えてみると、個人情報を守るという意味でも、これは悪くない仕組みだと思っています。
パスワードも持たないようにしました
オンラインショップへのログイン方法も変えました。
昔のような、「メールアドレス+パスワード」という方式ではありません。
現在は、ログインしようとするとメールにその都度「ワンタイム認証コード」が届き、それを入力してログインする方式です。
つまり、
お客様のログイン用パスワードそのものを、フルフリで持たない仕組みです。
持っていないパスワードは、フルフリから漏らしようがありません。
また、どこかから漏れたパスワードを使って不正ログインを試みる「パスワードの使い回し」によるリスクも減らすことができます。
要するに、お客さま自身が、メールをきちんとパスキー*などで管理さえしてれば、誰にもアクセスできない仕組みになっているわけです。 (*ご自身のメールは、顔認証、指紋認証やPINなど、パスキーの方式で守ってくださいね。良く分からない方は、すぐに携帯ショップへ行って設定してもらって下さい!)
それでも、住所と電話番号は必要なんです
私が個人情報の中で特に気になるのは、皆さんの
お名前・住所・電話番号
です。
たとえば、
「Aさんは、小じわに悩んでいて、『魔女ほうきエキス』を愛用している」
という情報も、もちろん大切なお客様の情報です。
でも、第三者に悪用されることを考えると、いちばん気になるのは、やっぱり住所や電話番号です。
ところが通販業者として、こればかりは、要りません!というわけにはいきません。
住所が分からなかったら、商品を届けられませんからね😉
では、商品が届いた後も住所は必要なのか?
ここで、あらためて考えてみました。
商品を無事にお届けした後も、フルフリは皆さんの住所を持ち続ける必要があるのだろうか?
フルフリでは、お客様のお宅へ突然DMを送ったり、年賀状を送ったりすることもありません。
そう考えると正直、
配送が終わったら、皆さんの住所をずっと持っている必要はほとんどないんですよね。
もちろん、配送トラブルや返品への対応、法律上保存が必要な記録など、一定期間残しておく必要があるものはあります。
でも、
「いつか何かに使うかもしれないから」
という理由だけで、お客様の住所や電話番号を何年も持ち続ける必要はないと思っています。
そこでフルフリでは、
必要なときだけお預かりする。でも、役目が終わった個人情報はなるべく残さない。
そんな仕組みにしていこうとしています。
まず手始めに、クロネコヤマトさんに渡している、お届け先の情報は配達完了後、一定期間で自動削除される仕組みに設定しました。
そのかわり、住所入力ミスには気をつけてくださいね
ただし、これには少し困ることもあります。
実はこれまでも、お客様がお名前や住所を入力し間違えていると、
「あれ? これは間違えてではないかな?」
と、気づき、過去のご注文を見て出荷担当のスタッフが修正したりしているんです。
特にお客様にお知らせすることもなく、こちらから確認したり、明らかな間違いなら修正したりしていたので、ご存じなかったと思います。
でも、過去の住所を残さなくなれば、当然これができなくなります。
そして最近、住所の入力間違いが、ものすごく多いんです。
スマートフォンやブラウザの自動入力が便利になったのが原因です。
おそらく、さいきんのご注文の10件に1件は、何らかの入力ミスがあります。
パパッと住所やお名前が入ってしまうので、古い住所が入っていたり、町名や番地が抜けていたりが増えてきました。あと、お名前の入力ミスも多いですね。
便利になった分、かえって気づきにくいのかもしれません。
ですので今後は、
ご注文の最後に、お届け先はもう一度確認してくださいね。
個人情報をなるべく残さない代わりに、ここだけは皆さんにも少しご協力をお願いします。
小さい会社のいきる道。それは「持たない事」
この荒れた世の中では、どんな会社でも、「絶対に情報漏洩しません」とは言えないと思うんです。
だったら、
そもそも、盗られて困るものを置いておかなければいい。
頑丈な自宅金庫にあれこれ貯め込むより、使わないものはすぐに処分し、
ほんとうに大事な資産は心の中と銀行に預けて、自宅には盗られるものをなるべく置かない。
そんな感じでしょうか。
小さい会社だからこそできる、不正アクセス対策。
この時代に、小さい会社で良かったなー、としみじみ思います。
でも、小さい会社なので、できないこともたくさんあります
もちろん、小さいことは、いいことばかりではありません。
大手の化粧品会社さんのように、商品サンプルをたくさん作って、無料でお配りすることもできません。
全国のお店で、いつでも商品を試していただくこともできません。
24時間対応のコールセンターもありません。
週末に店長が山に出かけていると、お問い合わせへの返信が遅くなることもあります(笑)。
これはごめんなさいね。
そのかわり、お問い合わせには一件一件、できるだけ細かくお返事しています。
お肌の相談なら、いただいた内容を読んで、
「この方の場合はどうだろう?」と考えてお返事する。
大手のように、「いつでも、すぐに、誰かがマニュアル対応」ということはできません。
でも、
少ない人数だからこそ、一人ひとりのお客様を見ながら対応することはできる。
そして個人情報の管理がしやすいのも、小さい会社ならでは😉
そもそも、どのくらい個人情報は漏れているの?
最後に、ちょっと気になったので調べてみました。
2012年から2025年まで、上場企業とその子会社が公表したものだけでも、漏洩・紛失した可能性のある個人情報は、延べ2億人分以上になります。
そして2026年は、さらに大規模な情報漏洩が相次いでいます。
公表されている大きな案件などを積み上げていくと、今年だけでもさらに延べ2億件を超える規模になっています。
集計対象が違うので、厳密な統計として単純に足し算することはできませんが、、、公開されている数字を単純に見れば、わかってるだけでも延べ4億件規模という、とんでもない漏洩数になります😥
日本の人口の3倍ですね😅
もちろん同じ人が何度も含まれていますし、実際に漏洩したことが確認された情報だけではなく、「漏洩した可能性がある」という情報も含まれています。
それでも、日本の人口をはるかに超える件数です。
ここまでくると、
「自分の情報は絶対に漏らさない様にする」
と言うフェーズはもうすでに終わっていて、それよりも、
「自分の情報の一部は、すでにどこかから漏れているかもしれない」
という前提で考えた方がいい時代なのかもしれません。
ですので皆さんも、
① もっともらしいメールやSMSのリンクをすぐに開かない
② 同じパスワードをいろいろなサービスで使い回さない
③ 自分のスマホは、パスキー方式で守る
この3つだけでも、ぜひ気をつけてくださいね。
必要なときだけお預かりする
フルフリでも、もちろんセキュリティ対策はこれからも続けていきます。
大きな会社と同じことはできませんが、小さい会社だからこそできるやり方で。
これからも、お客様からお預かりする情報は大切に保管していきます、、、ではなく!
、、、お預かりする情報は、大切にとっておかずに、しばらくしたら捨てます!
という方向に、どんどんしていこうと思います😉
