【植物エキス:ひめふうろVCE】もうひとつのくすみ肌対策
お肌のくすみの原因は?
肌のくすみの原因のひとつに、「糖化」がありますが、くすみが目立つ理由はもうひとつあります。
≪参考≫ 〖フルフリ調合室〗【植物エキス:ひめふうろVCE】くすみの原因は糖化?
それは、表皮の一番外側にある角質層の状態によるもの。透明感があるお肌、くすみ肌、テカリ肌は、明らかに表皮の状態が違っていることがわかってきました。
☆透明感があるお肌、くすみ肌、テカリ肌の違い
- 透明感のあるお肌:透明度が高く、文字通り、透明なガラスのように光をよく通します。透明度のあるガラスごしの景色は、スッキリとクリアに見えますね。くすみのない、透明感のある肌ですと、細胞間に隙間がなく、表面が整い、ハリのある細胞に覆われています。こういう肌ですと、入ってきた光が拡散されずにキレイに反射され、透明感のある肌、として見えるわけです。
- くすみがあるお肌:くすんでいますので、すりガラスのように光を拡散します。すりガラス越しのように濁ってくすんで見えます。具体的には、細胞の間に隙間があり、表面が粗くハリのない細胞があると、光がまっすぐにかえってこないで拡散されてしまうために、くすんで見えます。
- テカリがあるお肌:皮脂のオイルの反射で、光を反射しテカってみえます。ファンデーションを塗ると、この反射し過ぎな状態であったのが緩和され、ある程度の拡散が起きるようになり、肌が落ち着いて見えるようになります。
☆角質層がカギ
お肌にとって、角質層は光の出入り口。お肌の見え方の違いは、角質層の透明度の違いだったのです。つまり、光の出入口をキレイにクリアにしないと、せっかくの美白対策やくすみ対策も発揮されないということです。「透明度の高いお肌=文字通り透明度の高い角質層」なのです。
くすみをなくすには?
☆地道な保湿ケアを。
くすみのない、透明感のある肌は、細胞間に隙間がなく、表面が整い、ハリのある細胞に覆われています。上記のとおり、透明なガラスの状態ですね。要は、キメのこまやかな、ハリのあるお肌を目指せばいいようです!
ということは、普段からの地道な保湿ケアが大事。フルフリの手作り化粧水に変えてから、肌が白くなった、透明感が出てきた、と報告してくださる方がよくいらっしゃいます。昔は、不思議におもっていたのですが、今思うと、こういうメカニズムが働いていたのでは、と思います。
☆+αのケア
キメやハリ、は適切な保湿のほかに、肌の細胞を元気にするような賦活作用のある植物エキスなどを使うのもお勧めです。
「ひめふうろVCE」に配合したポンカンの果皮エキスは、表皮角化細胞の結合を良くし、厚みが均一な角質層を作るお手伝いをしてくれる成分です。要するに、より透明感の高い、キメ、ハリの有る肌を作るお手伝いをしてくれるのです。
柑橘ならなんでもいいいわけではなく、オレンジ、グレープフルーツ、ビターオレンジ、レモンなどいろいろ試した中でダントツに成績が良かったのが、このポンカンの皮の成分だったそうです。頂いた資料によると、100種類以上の植物の中では柑橘類が優れていて、その中でもなぜかポンカンが他の柑橘の倍くらいの差をつけていました。
この成分はなんと2013年4月にパリで開催された化粧品の国際見本市in-cosmetics 2013 において、「先端分野ベスト成分賞 2013」のファイナリストにえらばれた、というもの。
具体的には、アトピー肌などで特に少ないと報告されているハリやキメに不可欠な、カスパーゼ14というタンパク質分解酵素が角質層で発現しやすくしたり、細胞間の結合を強めるデスモソームとケラチンを結びつけるデスモプラキンのを増やす効果があるという成分です、、、っと書くとちょっとむずかしいですが、要は、キメとハリを良くしてくれ、透明度をアップさせてくれるというものです。
この成分のいいところは、正常な肌細胞の働きをいじったり、邪魔したり、という作用機構ではなく、あくまで角質層で物理的に地道に働くという点。地味ながら、くすみレスな肌に導いてくれる頼もしい味方です。