【植物エキス:ひめふうろVCE】もうひとつのくすみ肌対策
お肌のくすみの原因は?
肌のくすみの原因のひとつに、「糖化」がありますが、くすみが目立つ理由はもうひとつあります。
≪参考≫ 〖フルフリ調合室〗【植物エキス:ひめふうろVCE】くすみの原因は糖化?
それは、表皮の一番外側にある角質層の状態によるもの。透明感があるお肌、くすみ肌、テカリ肌は、明らかに表皮の状態が違っていることがわかってきました。
☆透明感があるお肌、くすみ肌、テカリ肌の違い
- 透明感のあるお肌:透明度が高く、文字通り、透明なガラスのように光をよく通します。透明度のあるガラスごしの景色は、スッキリとクリアに見えますね。くすみのない、透明感のある肌ですと、細胞間に隙間がなく、表面が整い、ハリのある細胞に覆われています。こういう肌ですと、入ってきた光が拡散されずにキレイに反射され、透明感のある肌、として見えるわけです。
- くすみがあるお肌:くすんでいますので、すりガラスのように光を拡散します。すりガラス越しのように濁ってくすんで見えます。具体的には、細胞の間に隙間があり、表面が粗くハリのない細胞があると、光がまっすぐにかえってこないで拡散されてしまうために、くすんで見えます。
- テカリがあるお肌:皮脂のオイルの反射で、光を反射しテカってみえます。ファンデーションを塗ると、この反射し過ぎな状態であったのが緩和され、ある程度の拡散が起きるようになり、肌が落ち着いて見えるようになります。
☆角質層がカギ
お肌にとって、角質層は光の出入り口。お肌の見え方の違いは、角質層の透明度の違いだったのです。つまり、光の出入口をキレイにクリアにしないと、せっかくの美白対策やくすみ対策も発揮されないということです。「透明度の高いお肌=文字通り透明度の高い角質層」なのです。
くすみをなくすには?
☆地道な保湿ケアを。
くすみのない、透明感のある肌は、細胞間に隙間がなく、表面が整い、ハリのある細胞に覆われています。上記のとおり、透明なガラスの状態ですね。要は、キメのこまやかな、ハリのあるお肌を目指せばいいようです!
ということは、普段からの地道な保湿ケアが大事。フルフリの手作り化粧水に変えてから、肌が白くなった、透明感が出てきた、と報告してくださる方がよくいらっしゃいます。昔は、不思議におもっていたのですが、今思うと、こういうメカニズムが働いていたのでは、と思います。
☆+αのケア
キメやハリ、は適切な保湿のほかに、肌の細胞を元気にするような賦活作用のある植物エキスなどを使うのもお勧めです。
「ひめふうろVCE」に配合したポンカンの果皮エキスは、表皮角化細胞の結合を良くし、厚みが均一な角質層を作るお手伝いをしてくれる成分です。要するに、より透明感の高い、キメ、ハリの有る肌を作るお手伝いをしてくれるのです。
柑橘ならなんでもいいいわけではなく、オレンジ、グレープフルーツ、ビターオレンジ、レモンなどいろいろ試した中でダントツに成績が良かったのが、このポンカンの皮の成分だったそうです。頂いた資料によると、100種類以上の植物の中では柑橘類が優れていて、その中でもなぜかポンカンが他の柑橘の倍くらいの差をつけていました。
この成分はなんと2013年4月にパリで開催された化粧品の国際見本市in-cosmetics 2013 において、「先端分野ベスト成分賞 2013」のファイナリストにえらばれた、というもの。
具体的には、アトピー肌などで特に少ないと報告されているハリやキメに不可欠な、カスパーゼ14というタンパク質分解酵素が角質層で発現しやすくしたり、細胞間の結合を強めるデスモソームとケラチンを結びつけるデスモプラキンのを増やす効果があるという成分です、、、っと書くとちょっとむずかしいですが、要は、キメとハリを良くしてくれ、透明度をアップさせてくれるというものです。
この成分のいいところは、正常な肌細胞の働きをいじったり、邪魔したり、という作用機構ではなく、あくまで角質層で物理的に地道に働くという点。地味ながら、くすみレスな肌に導いてくれる頼もしい味方です。
【植物エキス:ひめふうろVCE】くすみの原因は『糖化』?
『糖化』ってなに?
オーガニックコスメやアンチエイジングに興味のある方でしたら、『糖化』という言葉は当然ご存知かもしれませんね。日本では「酸化」ばかりが注目され、「糖化」は、あまり注目されてきていませんが、欧米では、多くのアンチエイジング医療やコスメ分野で「酸化」と同程度に、『糖化』についても注目されています。
⚠「酸化」と同じように「糖化」も老化の原因の一つです。
糖化は、「グリケーション」「メイラード反応」とも言われます。例えば、、、
真っ白で柔らかいパン生地を焼くと、だんだん、表面が褐色に固くなっていきますね。焼き過ぎるとしまいに真っ黒でカチカチになります。
また、炊飯器に炊いたお米を保温したまま放っておくと、だんだん黄褐色に変色し、かたくなっていきますね。これが、身近な糖化現象の例です。
これと同じことが、お肌や体内にも起こっています。体中の糖分がタンパク質に結びつくことで、『最終糖化生成物=AGEs』という物質が作られます。AGEsは、”Advanced Glycation End Products”の略。Age=年齢にかけていて、うまいネーミングですね。
AGEsは、糖尿病の研究で発見されたと聞いています。血糖値が高い患者さんに見られる血管や肌の劣化現象の原因とされていますが、健康な人でも歳を取っていくに従い、同じことが多かれ少なかれ起こっているのです。
具体的には、お肌の弾力を保っている毛細血管やコラーゲンなどが硬くなり、タルミやシワの原因になります。さらに、この「糖化生成物(AGEs)」は、色が褐色なので、糖化がすすむとお肌をくすんだ色に見せてしまいます。
30代後半の方で、お肌に以前の弾力感がなくなってたるんで来たり、日に焼けたわけでもないのに、いつもくすんだような黒ずんだような感じになってくる方がいます。これは糖化現象で、肌の弾力を失ったり、くすんだ色になったりしたためである可能性があります。
お顔をコゲパンにしないようにするには、どうしたら良いのでしょう?
⚠糖化の原因
でんぷんや、砂糖の摂取量が多い方、あまり運動をしない方は、この糖化が進みやすいとされています。
とは言うものの、糖分は生きていく上で必要なものです。…あとやっぱり、甘いもの食べるのって幸せですよね~♪ごはんやパン、麺類も美味しいですし。
というわけで、まあ、過度の摂取を避けて血糖値を高めなければOKではないでしょうか?!
⚠化粧品成分での糖化対策
実は、フルフリは以前から糖化現象について興味を持って、ひそかに(?)糖化対策を意識した成分を採用してきていましたが、今後もっと増やしていく予定です。
いったん糖化してしまったコラーゲンはどうしようもありませんが、ケア次第で新たな糖化は未然に防ぐことはできます。様々な研究が近年なされていますが、カモミール、オオバコ、どくだみ、緑茶、よもぎなどの抽出液にこの糖化を抑えるポリフェノールが含まれているそうです。
美白に特化した植物エキス:ひめふうろVCEには、オオバコエキスを配合しました。漢方薬としては有名なオオバコですが、近年、抗糖化機能が発見されました。ようするに糖化による肌のくすみやしわ、たるみを防ぐというものです。
抗メラニンを目指すだけではなく、抗糖化を同時に目指すことで、くすみ感が抜け、「透明感のあるムラのない美しい肌」に一歩近づけるのではないでしょうか。
【植物エキス:ひめふうろVCE】ビタミン誘導体は刺激がある?
タミンC/E誘導体の効果
ビタミン誘導体はその副作用として、敏感肌への刺激や乾燥が知られていますが、フルフリで採用したビタミン誘導体は、敏感肌でもほとんどしみにくく、お肌を乾燥させないのが特長です。 (ただし、肌バリアが極端に弱っている場合にはしみる場合もあります。必ずパッチテストをしてからお使いください。)
実はこの成分、なんと保湿成分で有名なグリセリンやBGよりも保湿力があるという、ちょっと変わった機能があるビタミン誘導体なのです。このビタミンC/E誘導体保湿成分と同量の保湿剤で水分蒸発の速度を測定した結果、それらより強い保湿作用がありました。
また、ビタミンCだけではなく、ビタミンE誘導体の機能も兼ね備えているため、強い抗酸化力が特長。ビタミンC、Eはそれぞれ単体でも働きますが、一緒にするとよりパワーアップします。難しい話になるので、非常にカンタンにたとえ話で説明しますと、、、
ビタミンCは水にとけやすいけど油が嫌い。
ビタミンEは水が嫌いだけど油にとけやすい。
この得意分野がちがう二人が組み合わさると最強です。ビタミン誘導体たちが皮膚の角質層を旅していく道中には、油分があったり水分があったりします。
油があるところは、油の中を泳ぐのが得意なビタミンEが、油が苦手なCをおんぶしてくれます。水があるところは、水を渡るのが得意なビタミンCが、水が嫌いなEをおんぶして渡ってくれます。と言うわけで、二人はめでたく角質層を浸透することが出来ました。めでたしめでたし!
そして、CとEが一緒にいるとさらに良いことがあります。これはもっと難しい話になりますが、、、
誘導体が外れて放出されたビタミンEが過酸化脂質などにくっつき消費されてしまうと抗酸化作用はそこで終わりですが、もしそこにビタミンCがいてくれると、この過酸化脂質からラジカルを引き継いだビタミンEを更にリサイクルさせてくれるのです。
ようするに、Eがつかまえた悪いヤツをCが逃がさないように捕まえててくれるから、Eがさらに悪いヤツを捕まえられるよ、というような話です。
うーん、これはちょっと乱暴にまとめすぎちゃいましたかね~(笑)
ビタミンC/E誘導体保湿成分はこちらの植物エキスで採用しています。
(2014.6.18 ブログ記事より)
【植物エキス:ひめふうろVCE】アンケート調査結果
刺激が少なく、透明感が出る
🌼透明感(キメ、はり、ツヤ等)
ほとんどの方が多かれ少なかれ、一ヶ月の使用で透明感が出てきた、と感じたようです。肌のトーンが均一になった、キメが良くなった、潤いがました、などのご感想が目立ちます。
🌼刺激に関して
アンケートに答えてくださった方の中にはかなりの敏感肌の方もいらしたのに、刺激を感じた方が2人だけ(一人の方は時々、もう一人の方は手荒れの指先のみ)。大きな問題があった方はいらっしゃらなかったのでとても安心しました。
以下に、代表的なコメントの一部を紹介しますね。
透明感:実感した 刺激:無
総合評価:★★★★ 良い
「かんきつの色なのか、少しオレンジがかった色のエキスです。香りはあまりないですね。30滴よりもちょっと多く入ってしまったせいもあるのか、保湿効果がかなりあるようで、エアコンの部屋でも乾燥することがなくなりました。
使ってるうちにきもち肌の状態がよくなってきた感じで、結果として透明感が出てきたと思います。そのせいか毛穴も目立たなくなって来た気もします。ウズラの卵の殻みたいな薄いそばかすがあるのですが、これがうすくなるといいなと思います。」
お名前: hasutaさん
透明感:少し感じた 刺激:無
総合評価:★★★★ 良い
「使い始めて感じた事は、良さそうな予感!と言うもの、使用中、肌が均一?に感じたんです。私の肌は、あらゆる悩みのオンパレードで、毛穴・色むら、たるみ・・・とあげたらキリがないのですが、それが普通の人の悩み?の肌になってきたように感じたんです。続けたら、もしかしたらもしかするかも?と。これからも続けていきたいです。」
お名前: runaさん
透明感:少し感じた 刺激:時々
総合評価:★★★★ 良い
「肌が荒れていたのですが使用してみました。頬にあったぶつぶつが薄くなりました。刺激を感じたというのは、手荒れをしていた指の部分がたまぁにしみただけです。」
お名前: まゆよんさん
透明感:わからない 刺激:無
総合評価:★★★ ふつう
「匂いはほとんどなくハーブ水の香りを邪魔しなく使いやすいと思いました。体調があまりよくなく肌が荒れやすくなっていて、もともとのクスミも強いので透明感を実感するにはまだ時間がかかるのでしょうか。もう少し続けてみたいです!」
お名前: Yukapinさん
透明感:少し感じた 刺激:無
総合評価:★★★★★とても良い
「透明感は正直実感できなかったですが、とても潤いました。今まで、化粧水一本では保湿効果が足りず、他のオイルやクリームを足さないとダメでしたが、これは化粧水だけで大丈夫です。潤っていると感じている部分が、キメが整う、ハリが出るということにつながっているのであれば、もう少し続けたら透明感も実感できるのかな。ちなみに私は、ハーブ水は薔薇と蘭を使用したので、美白効果のあるハーブ水だと、透明感も実感しやすいのかもしれませんね。今後発売されたら購入したいですが、魔女のほうきの小じわに対する効果がすごい!!とも思っているので、どちらを取るか悩みますね。ヒメフウロVCEにプラスαで魔女のほうき部分使い…かなぁ。」
お名前: 匿名Aさん
透明感:実感した 刺激:無
総合評価:★★★★ 良い
「一週間位で毛穴が目立たなくなったように思います。2週間位経った時に嬉しさのあまりアイシャドーやリップを買いにデパートへ行ってしまいました(肌が弱いわけでは無かったので)ブランドコスメで肌を褒められながらフルメイクしてもらい、帰ってきた時に疲れてそのまま寝てしまい…翌日からお肌がボロボロになってしまいました。その為何を使ってもダメになってしまい、本当は星五つ付けたかったのですが、落ち着くまで病院の薬を付けたり他のものも使ったりしたのでちょっとわからなくなってしまいました。でも、この機会にケミカルを断ち切ることにしてやっと復活しました。ほうれい線とおでこの横ジワ(眼を見開くと出る)が薄くなってきたような気もしますし、しばらくじっくりと使ってみたいと思います。」
お名前: H.E.さん
透明感:少し感じた 刺激:無
総合評価:★★★★ 良い
「使用して、大きな変化はありませんでしたが、少しキメが整った感じがしています。肌が荒れなかったので、安心して使う事ができました。使用感も問題ありません。」
お名前: S.E.さん
透明感:少し感じた 刺激:無
総合評価:★★★★★とても良い
「一か月間、ラベンダー&カモミールと保湿成分しっとりと一緒に使用してみました。敏感肌ですがまったく刺激は感じることはなかったです。
以前より少し肌のくすみがとれて明るくなった気がします。続けて使用したいと思いました。」
お名前: A.J.さん
透明感:少し感じた 刺激:時々
総合評価:★★★★ 良い
「いつもこの季節は汗や紫外線で肌がかゆくなり真っ赤になったりするのですが、それがなくて嬉しいです。透明感の実感まではいかないですが、はりは出てきたように思います。」
お名前: 匿名Bさん
以上、敏感肌の皆さんからは、なかなかいい評価を得られました。こうやって、実際の感想を聞くとちょっと試してみたくなりますよね!お肌にも優しく、使いやすいエキスですので、次の機会にぜひ試してみてください。
※ なお、原液を冷蔵庫保存したところ凝固したのでびっくりした、とのコメントをいくつか頂きました。スープを冷蔵庫で冷やすとコラーゲンの濁りが出るような感じです。常温に戻すと元通りになりますのでご安心下さい。原液は常温保存のほうが良いと思います。ちなみに、化粧水に希釈した場合には凝固することはありません。
【植物エキス:どくだみ・緑茶VCE】成分について
3つの主要成分
🍃どくだみ
様々な美肌効果で知られるドクダミは、生のままでは大きな欠点があります。それはその刺激的な匂い!特に生のどくだみの葉は強烈な生臭いにおいがしますよね。また、肌への刺激もあります。
このドクダミの困ったところを省いて、ありがたい恵みだけをお届けするために、生薬メーカーでは生葉をていねいに乾燥させてからエキス抽出を行っています。この工程を入れると生臭い香りが完全になくなり、甘く香ばしくなるから不思議 (そう、「どくだみ茶」の香りです。「どくだみ、 はぶちゃ、 ぷーあーる~ 爽健○茶」の香り、と言うとピンとくる人がおおいでしょうか)。
🍃緑茶エキス
普通、緑茶エキスは濁った茶色です。家庭でお茶を煎れた直後は鮮やかな緑色ですが、飲み残しを翌日みると、茶色っぽくなってますね。これと同じ現象です。
これは酸化現象によるもの。むいたリンゴを放置すると茶色くなってきますよね。リンゴを茶色にしないためにはレモン汁をつけると良いことをご存じの方も多いはず。レモン汁のビタミンCが酸化を防ぎ、リンゴの断面を新鮮に保っているのです。
こちらの緑茶エキスも、製造時にビタミンCを入れたおかげで、酸化がとまり写真のようにきれいな緑色が保たれるというわけです。
🍃ビタミンC/E誘導体
ビタミン誘導体はその副作用として、敏感肌への刺激や乾燥が知られていますが、フルフリで採用したビタミン誘導体は、敏感肌でもほとんどしみにくく、お肌を乾燥させないのが特長です。 (ただし、肌バリアが極端に弱っている場合にはしみる場合もあります。必ずパッチテストをしてからお使いください。)
実はこの成分、なんと保湿成分で有名なグリセリンやBGよりも保湿力があるという、ちょっと変わった機能があるビタミン誘導体なのです。このビタミンC/E誘導体保湿成分と同量の保湿剤で水分蒸発の速度を測定した結果、それらより強い保湿作用がありました。
また、ビタミンCだけではなく、ビタミンE誘導体の機能も兼ね備えているため、強い抗酸化力が特長。ビタミンC、Eはそれぞれ単体でも働きますが、一緒にするとよりパワーアップします。難しい話になるので、非常にカンタンにたとえ話で説明しますと、、、
ビタミンCは水にとけやすいけど油が嫌い。
ビタミンEは水が嫌いだけど油にとけやすい。
この得意分野がちがう二人が組み合わさると最強です。ビタミン誘導体たちが皮膚の角質層を旅していく道中には、油分があったり水分があったりします。
油があるところは、油の中を泳ぐのが得意なビタミンEが、油が苦手なCをおんぶしてくれます。水があるところは、水を渡るのが得意なビタミンCが、水が嫌いなEをおんぶして渡ってくれます。と言うわけで、二人はめでたく角質層を浸透することが出来ました。めでたしめでたし!
そして、CとEが一緒にいるとさらに良いことがあります。これはもっと難しい話になりますが、、、
誘導体が外れて放出されたビタミンEが過酸化脂質などにくっつき消費されてしまうと抗酸化作用はそこで終わりですが、もしそこにビタミンCがいてくれると、この過酸化脂質からラジカルを引き継いだビタミンEを更にリサイクルさせてくれるのです。
ようするに、Eがつかまえた悪いヤツをCが逃がさないように捕まえててくれるから、Eがさらに悪いヤツを捕まえられるよ、というような話です。
うーん、これはちょっと乱暴にまとめすぎちゃいましたかね~(笑)
以上、3つの主要成分のご説明&うんちくでした!
【植物エキス:魔女のほうき】フェネチルアルコールとは?
天然の抗菌成分
植物エキス『魔女のほうき』で、長期保存により劣化しやすい成分(プランクトンEPS)を導入するにあたり、フルフリでは新しい抗菌成分「フェネチルアルコール」を採用しました。Ecocertオーガニックコスメ認証もうけている成分です。
ローズやゼラニウム、ネロリ水など多くのハーブ水に自然に含まれる抗菌成分で、ハーブ水の劣化を防いでいます。ローズ水のあの、いかにも花の香りらしさの元になっている成分の一つで、石鹸などローズの香りがついた製品の香料として使われることがあります。
ということで、フルフリでは創立以来、ずっとハーブ水に自然に配合済みだった、ということですね。
「魔女のほうき」では、この成分の香りの方ではなく、天然の抗菌効果の方に着目しました。化粧水に希釈すると濃度が95%も薄まるため、抗菌成分はお肌やお肌の常在菌には影響を与えないレベルになります。なので、お肌の弱い方でもローズ水が問題なく使える方でしたらOKということになります。
濃度が95%も薄まると、抗菌力は全く働かなくなりますので、残念ながら化粧水の保存成分にはほとんどなり得ません。(植物エキス内では抗菌力を発揮し、フルフリ式化粧水として、化粧水に混ぜてお使いいただくと抗菌力はなくなる、ということですね。)
アルコールではありません。
「アルコール」、という言葉がついていると、皆さん、「エチルアルコール」(=要するに、お酒、一般で言う「アルコール」)と同じなの?と思われるとおもいます。
この成分は化学の世界ではアルコールの一種ですが、私たちの思うようないわゆるアルコール(お酒)ではありません。実は、保湿成分であるグリセリンやBGも化学の世界では「アルコール」と呼ばれるのです。ご存じでした?
ちょっと難しい話になりますが、化学用語においては、アルコール=エチルアルコール(エタノール、お酒)ではないのです。化学用語のアルコールとは、「炭化水素の水素原子をヒドロキシ基で置き換えた物質の総称」です。
最初に発見されたアルコールがエタノールなので、一般には「アルコール」と言えば、エタノール(おさけ)のことになったそうです。アルコール類の中でも、エチルアルコール(お酒、一般人が言ういわゆる「アルコール」)は、のむと酔っ払い、揮発性が高く肌につけるとスッとします。乾燥させてしまいがちですので肌には避けた方がいいですね。
アルコール類の中の、BGやらグリセリンやらは、保湿効果があるのでお肌にいいです。揮発性はなく、水分を抱えて離しません。
健康な人の肌がしっとりしているのは、肌の分泌した皮脂を常在菌達が分解した天然グリセリンだらけだからです。
全身アルコールだらけ、とも言えますね。w
【植物エキス:魔女のほうき】即効性のあるしわケア成分
海洋性プランクトンのEPS成分エキス
フルフリの植物エキス「魔女のほうき」に採用したしわケア成分。「わずか15分で、目尻などのしわを十分目立たなくし、お肌の表面をなめらかにします」という魔法のような成分。
私も最初は、まさか?と疑ってかかってましたが、臨床試験のデータなど見ると、まやかしなしで、本当にしわが目立たなくなっています。
🧹効能とメカニズム
◎しわを目だたなく
これを塗ると、15分後に16%ほどしわの深さが減少し、3時間後、6時間後の経過を見ても、15%ほどのままです。
種明かしをすると、電子顕微鏡レベルで、細かいしわのすき間を埋める作用があるから、しわが目立たなくなるのです。この成分によって、しわが永久に消えるわけではありませんが、半日程度、自然な形で浅くなります。
ボトックスやアルジルリンのような、表情筋の神経伝達物質の分泌を阻害する様なメカニズムではありませんので、副作用の心配も少ないのではと思います。
◎コラーゲンケア
この成分は、皮膚細胞のコラーゲン生成を助ける働きがある可能性についても研究発表されており、使い続けることによりその場限りではない、しわケアも期待できます。
◎美肌菌のごはんにも
私が一番、ぐっときたところは、この成分は肌に住んでいる善玉菌たちが大好きなご飯になると言う点。善玉菌たちの活動を活発にして、お肌に健康な皮脂膜、肌のバリアをつくり、しかもしわが目立たなくなる!と良いことづくめな成分です。
🧹その正体は??
ひと言で言うと、「海洋性プランクトンが産生する多糖体(EPS)を濃縮した物」です。海洋性プランクトンって、ようするに海のミジンコです。まさか、ミジンコがシワに効くとは、なんとも不思議ですね。
原料のプランクトンはブルターニュ半島のイロワーズ海うまれ。1988年にUNESCOの生物圏保護区に登録されたという、フランスの海洋国立公園で、非常に美しい海です。この海でつかまえたプランクトンたちのうち、特定のお目当ての物を分離します。(どうやってやるんでしょうね?!)
集めたお目当てのプランクトンを大きなタンクいっぱい飼育し、分泌された多糖類(EPS ※)を培地に集めるんだそうです。これもどうやってやるんだか興味深いです。ただ、プランクトンをすり潰してるわけじゃないと知って、ちょっと安心(笑)
で、このEPSを濃縮すると、多糖体、というだけあって、わた菓子みたいな物が出来ます。(しろうとくさいコメントですみません。)
これを水にとかして化粧水に配合します。
※EPS=ネバネバ成分
身体の外に、ネバネバした保護膜を作る種類の生物がいます。これにより身体を守ったり、エサ等をくっつけたりするようです。このネバネバ成分(EPS)に、今まで知られていない様々な有益な効果があるかも、ということで最近研究が進んでいます。
例えば、最近では、ラブレ菌のネバネバ成分(EPS)に、体の免疫機能を活性化する効果がある、と言うニュースがありました。インフルエンザや花粉症に効く、ということでヨーグルトを食べる人が増えているようですね。
【植物エキス:魔女のほうき】フランス産 海藻由来アンチエイジング成分
ラミナリアディジタータ
フランスやイギリスの海岸地域のきれいな海に生える海藻「ラミナリアディジタータ」。別名「魔女のほうき」。フルフリで採用しているのは、フランスのブルターニュ地方の海域がふるさとです。1988年にUNESCOの生物圏保護区に登録されたという、フランスの海洋国立公園がある、非常に美しい海です。
フランスでは、海藻は食べる方ではなくスキンケアにつかう方がポピュラーなようで、海水の海の恵みを活かしたオーガニックコスメやタラソテラピーの一環で、スキンケアに海藻が広く活用されています。
🧹成分と効能
海藻にとって海の中は紫外線が少なく乾燥の心配もない、安全な環境です。が、引き潮などで日光や乾燥にさらされてしまうこともあります。そのような時に、深みへ動いて逃げることが出来ない魔女ほうき達は自分の身を守るための防御方法をもっています。それが、EPS(多糖類)やミネラルを含む表皮であったり、抗酸化成分であったりします。
◎ 乾燥肌の改善
魔女ほうき成分が、お肌の表面の皮脂膜を補完して、皮膚表面のきめの粗さを改善してくれます。ざらざらしていた肌がなめらかになることで、肌を明るく、きれいに見せてくれたり、乾燥じわを少なくしてくれます。もちろん、角質に水分を閉じこめる保湿効果によってお肌の乾燥を防いでくれる作用もあります。
◎老化した細胞のコラーゲン生合成を助ける作用
魔女ほうきエキスを試した被験者のほとんどが、客観的にシワの深さで測定した「見た目年齢」が2年から6年ほど若返りました。(40-55歳の15名に1%配合クリームを28日間x1日2回使用)
臨床試験結果からは、コラーゲン生合成をふやす効果があることがわかっていますが、ひとつ面白いことがあります。魔女ほうきエキスは、若い元気な肌細胞に対しては余り効果がなく、老化したり、元気のない肌細胞への働きかけが顕著なのです。また、この肌細胞を元気にしてくれる作用は、元気な若い細胞のコラーゲン生成能力のレベル以上には働かないことも分かっています。
と、言うわけで、使う人の肌が持って生まれた肌の基礎体力以上の働きはしません。魔法の成分ではありません。逆に言えば、効き過ぎて副作用がでてしまうような「成分の暴走」が防げるという点では、良いことなのかも知れませんね。
◎お肌の常在菌(美肌菌、善玉菌)のごはんにも
肌の健康にかかわるのは肌細胞だけではありません。お肌の上には何億もの美肌菌(善玉菌)たちが住んでいます。彼らの健康のことを考えて、皆が楽しく暮らせるような環境を整えてあげる事が大事です。
魔女ほうきエキスは、お肌の善玉菌達のエサになるような成分がたっぷり。彼らにもミネラルや栄養、エネルギーを供給してくれます。