【植物エキス:魔女のほうき】フランス産 海藻由来アンチエイジング成分
ラミナリアディジタータ
フランスやイギリスの海岸地域のきれいな海に生える海藻「ラミナリアディジタータ」。別名「魔女のほうき」。フルフリで採用しているのは、フランスのブルターニュ地方の海域がふるさとです。1988年にUNESCOの生物圏保護区に登録されたという、フランスの海洋国立公園がある、非常に美しい海です。
フランスでは、海藻は食べる方ではなくスキンケアにつかう方がポピュラーなようで、海水の海の恵みを活かしたオーガニックコスメやタラソテラピーの一環で、スキンケアに海藻が広く活用されています。
🧹成分と効能
海藻にとって海の中は紫外線が少なく乾燥の心配もない、安全な環境です。が、引き潮などで日光や乾燥にさらされてしまうこともあります。そのような時に、深みへ動いて逃げることが出来ない魔女ほうき達は自分の身を守るための防御方法をもっています。それが、EPS(多糖類)やミネラルを含む表皮であったり、抗酸化成分であったりします。
◎ 乾燥肌の改善
魔女ほうき成分が、お肌の表面の皮脂膜を補完して、皮膚表面のきめの粗さを改善してくれます。ざらざらしていた肌がなめらかになることで、肌を明るく、きれいに見せてくれたり、乾燥じわを少なくしてくれます。もちろん、角質に水分を閉じこめる保湿効果によってお肌の乾燥を防いでくれる作用もあります。
◎老化した細胞のコラーゲン生合成を助ける作用
魔女ほうきエキスを試した被験者のほとんどが、客観的にシワの深さで測定した「見た目年齢」が2年から6年ほど若返りました。(40-55歳の15名に1%配合クリームを28日間x1日2回使用)
臨床試験結果からは、コラーゲン生合成をふやす効果があることがわかっていますが、ひとつ面白いことがあります。魔女ほうきエキスは、若い元気な肌細胞に対しては余り効果がなく、老化したり、元気のない肌細胞への働きかけが顕著なのです。また、この肌細胞を元気にしてくれる作用は、元気な若い細胞のコラーゲン生成能力のレベル以上には働かないことも分かっています。
と、言うわけで、使う人の肌が持って生まれた肌の基礎体力以上の働きはしません。魔法の成分ではありません。逆に言えば、効き過ぎて副作用がでてしまうような「成分の暴走」が防げるという点では、良いことなのかも知れませんね。
◎お肌の常在菌(美肌菌、善玉菌)のごはんにも
肌の健康にかかわるのは肌細胞だけではありません。お肌の上には何億もの美肌菌(善玉菌)たちが住んでいます。彼らの健康のことを考えて、皆が楽しく暮らせるような環境を整えてあげる事が大事です。
魔女ほうきエキスは、お肌の善玉菌達のエサになるような成分がたっぷり。彼らにもミネラルや栄養、エネルギーを供給してくれます。