【植物エキス:ひめふうろVCE】くすみの原因は『糖化』?
『糖化』ってなに?
オーガニックコスメやアンチエイジングに興味のある方でしたら、『糖化』という言葉は当然ご存知かもしれませんね。日本では「酸化」ばかりが注目され、「糖化」は、あまり注目されてきていませんが、欧米では、多くのアンチエイジング医療やコスメ分野で「酸化」と同程度に、『糖化』についても注目されています。
⚠「酸化」と同じように「糖化」も老化の原因の一つです。
糖化は、「グリケーション」「メイラード反応」とも言われます。例えば、、、
真っ白で柔らかいパン生地を焼くと、だんだん、表面が褐色に固くなっていきますね。焼き過ぎるとしまいに真っ黒でカチカチになります。
また、炊飯器に炊いたお米を保温したまま放っておくと、だんだん黄褐色に変色し、かたくなっていきますね。これが、身近な糖化現象の例です。
これと同じことが、お肌や体内にも起こっています。体中の糖分がタンパク質に結びつくことで、『最終糖化生成物=AGEs』という物質が作られます。AGEsは、”Advanced Glycation End Products”の略。Age=年齢にかけていて、うまいネーミングですね。
AGEsは、糖尿病の研究で発見されたと聞いています。血糖値が高い患者さんに見られる血管や肌の劣化現象の原因とされていますが、健康な人でも歳を取っていくに従い、同じことが多かれ少なかれ起こっているのです。
具体的には、お肌の弾力を保っている毛細血管やコラーゲンなどが硬くなり、タルミやシワの原因になります。さらに、この「糖化生成物(AGEs)」は、色が褐色なので、糖化がすすむとお肌をくすんだ色に見せてしまいます。
30代後半の方で、お肌に以前の弾力感がなくなってたるんで来たり、日に焼けたわけでもないのに、いつもくすんだような黒ずんだような感じになってくる方がいます。これは糖化現象で、肌の弾力を失ったり、くすんだ色になったりしたためである可能性があります。
お顔をコゲパンにしないようにするには、どうしたら良いのでしょう?
⚠糖化の原因
でんぷんや、砂糖の摂取量が多い方、あまり運動をしない方は、この糖化が進みやすいとされています。
とは言うものの、糖分は生きていく上で必要なものです。…あとやっぱり、甘いもの食べるのって幸せですよね~♪ごはんやパン、麺類も美味しいですし。
というわけで、まあ、過度の摂取を避けて血糖値を高めなければOKではないでしょうか?!
⚠化粧品成分での糖化対策
実は、フルフリは以前から糖化現象について興味を持って、ひそかに(?)糖化対策を意識した成分を採用してきていましたが、今後もっと増やしていく予定です。
いったん糖化してしまったコラーゲンはどうしようもありませんが、ケア次第で新たな糖化は未然に防ぐことはできます。様々な研究が近年なされていますが、カモミール、オオバコ、どくだみ、緑茶、よもぎなどの抽出液にこの糖化を抑えるポリフェノールが含まれているそうです。
美白に特化した植物エキス:ひめふうろVCEには、オオバコエキスを配合しました。漢方薬としては有名なオオバコですが、近年、抗糖化機能が発見されました。ようするに糖化による肌のくすみやしわ、たるみを防ぐというものです。
抗メラニンを目指すだけではなく、抗糖化を同時に目指すことで、くすみ感が抜け、「透明感のあるムラのない美しい肌」に一歩近づけるのではないでしょうか。
【植物エキス:ひめふうろVCE】ビタミン誘導体は刺激がある?
タミンC/E誘導体の効果
ビタミン誘導体はその副作用として、敏感肌への刺激や乾燥が知られていますが、フルフリで採用したビタミン誘導体は、敏感肌でもほとんどしみにくく、お肌を乾燥させないのが特長です。 (ただし、肌バリアが極端に弱っている場合にはしみる場合もあります。必ずパッチテストをしてからお使いください。)
実はこの成分、なんと保湿成分で有名なグリセリンやBGよりも保湿力があるという、ちょっと変わった機能があるビタミン誘導体なのです。このビタミンC/E誘導体保湿成分と同量の保湿剤で水分蒸発の速度を測定した結果、それらより強い保湿作用がありました。
また、ビタミンCだけではなく、ビタミンE誘導体の機能も兼ね備えているため、強い抗酸化力が特長。ビタミンC、Eはそれぞれ単体でも働きますが、一緒にするとよりパワーアップします。難しい話になるので、非常にカンタンにたとえ話で説明しますと、、、
ビタミンCは水にとけやすいけど油が嫌い。
ビタミンEは水が嫌いだけど油にとけやすい。
この得意分野がちがう二人が組み合わさると最強です。ビタミン誘導体たちが皮膚の角質層を旅していく道中には、油分があったり水分があったりします。
油があるところは、油の中を泳ぐのが得意なビタミンEが、油が苦手なCをおんぶしてくれます。水があるところは、水を渡るのが得意なビタミンCが、水が嫌いなEをおんぶして渡ってくれます。と言うわけで、二人はめでたく角質層を浸透することが出来ました。めでたしめでたし!
そして、CとEが一緒にいるとさらに良いことがあります。これはもっと難しい話になりますが、、、
誘導体が外れて放出されたビタミンEが過酸化脂質などにくっつき消費されてしまうと抗酸化作用はそこで終わりですが、もしそこにビタミンCがいてくれると、この過酸化脂質からラジカルを引き継いだビタミンEを更にリサイクルさせてくれるのです。
ようするに、Eがつかまえた悪いヤツをCが逃がさないように捕まえててくれるから、Eがさらに悪いヤツを捕まえられるよ、というような話です。
うーん、これはちょっと乱暴にまとめすぎちゃいましたかね~(笑)
ビタミンC/E誘導体保湿成分はこちらの植物エキスで採用しています。
(2014.6.18 ブログ記事より)
【植物エキス:魔女のほうき】フェネチルアルコールとは?
天然の抗菌成分
植物エキス『魔女のほうき』で、長期保存により劣化しやすい成分(プランクトンEPS)を導入するにあたり、フルフリでは新しい抗菌成分「フェネチルアルコール」を採用しました。Ecocertオーガニックコスメ認証もうけている成分です。
ローズやゼラニウム、ネロリ水など多くのハーブ水に自然に含まれる抗菌成分で、ハーブ水の劣化を防いでいます。ローズ水のあの、いかにも花の香りらしさの元になっている成分の一つで、石鹸などローズの香りがついた製品の香料として使われることがあります。
ということで、フルフリでは創立以来、ずっとハーブ水に自然に配合済みだった、ということですね。
「魔女のほうき」では、この成分の香りの方ではなく、天然の抗菌効果の方に着目しました。化粧水に希釈すると濃度が95%も薄まるため、抗菌成分はお肌やお肌の常在菌には影響を与えないレベルになります。なので、お肌の弱い方でもローズ水が問題なく使える方でしたらOKということになります。
濃度が95%も薄まると、抗菌力は全く働かなくなりますので、残念ながら化粧水の保存成分にはほとんどなり得ません。(植物エキス内では抗菌力を発揮し、フルフリ式化粧水として、化粧水に混ぜてお使いいただくと抗菌力はなくなる、ということですね。)
アルコールではありません。
「アルコール」、という言葉がついていると、皆さん、「エチルアルコール」(=要するに、お酒、一般で言う「アルコール」)と同じなの?と思われるとおもいます。
この成分は化学の世界ではアルコールの一種ですが、私たちの思うようないわゆるアルコール(お酒)ではありません。実は、保湿成分であるグリセリンやBGも化学の世界では「アルコール」と呼ばれるのです。ご存じでした?
ちょっと難しい話になりますが、化学用語においては、アルコール=エチルアルコール(エタノール、お酒)ではないのです。化学用語のアルコールとは、「炭化水素の水素原子をヒドロキシ基で置き換えた物質の総称」です。
最初に発見されたアルコールがエタノールなので、一般には「アルコール」と言えば、エタノール(おさけ)のことになったそうです。アルコール類の中でも、エチルアルコール(お酒、一般人が言ういわゆる「アルコール」)は、のむと酔っ払い、揮発性が高く肌につけるとスッとします。乾燥させてしまいがちですので肌には避けた方がいいですね。
アルコール類の中の、BGやらグリセリンやらは、保湿効果があるのでお肌にいいです。揮発性はなく、水分を抱えて離しません。
健康な人の肌がしっとりしているのは、肌の分泌した皮脂を常在菌達が分解した天然グリセリンだらけだからです。
全身アルコールだらけ、とも言えますね。w
【植物エキス:魔女のほうき】即効性のあるしわケア成分
海洋性プランクトンのEPS成分エキス
フルフリの植物エキス「魔女のほうき」に採用したしわケア成分。「わずか15分で、目尻などのしわを十分目立たなくし、お肌の表面をなめらかにします」という魔法のような成分。
私も最初は、まさか?と疑ってかかってましたが、臨床試験のデータなど見ると、まやかしなしで、本当にしわが目立たなくなっています。
🧹効能とメカニズム
◎しわを目だたなく
これを塗ると、15分後に16%ほどしわの深さが減少し、3時間後、6時間後の経過を見ても、15%ほどのままです。
種明かしをすると、電子顕微鏡レベルで、細かいしわのすき間を埋める作用があるから、しわが目立たなくなるのです。この成分によって、しわが永久に消えるわけではありませんが、半日程度、自然な形で浅くなります。
ボトックスやアルジルリンのような、表情筋の神経伝達物質の分泌を阻害する様なメカニズムではありませんので、副作用の心配も少ないのではと思います。
◎コラーゲンケア
この成分は、皮膚細胞のコラーゲン生成を助ける働きがある可能性についても研究発表されており、使い続けることによりその場限りではない、しわケアも期待できます。
◎美肌菌のごはんにも
私が一番、ぐっときたところは、この成分は肌に住んでいる善玉菌たちが大好きなご飯になると言う点。善玉菌たちの活動を活発にして、お肌に健康な皮脂膜、肌のバリアをつくり、しかもしわが目立たなくなる!と良いことづくめな成分です。
🧹その正体は??
ひと言で言うと、「海洋性プランクトンが産生する多糖体(EPS)を濃縮した物」です。海洋性プランクトンって、ようするに海のミジンコです。まさか、ミジンコがシワに効くとは、なんとも不思議ですね。
原料のプランクトンはブルターニュ半島のイロワーズ海うまれ。1988年にUNESCOの生物圏保護区に登録されたという、フランスの海洋国立公園で、非常に美しい海です。この海でつかまえたプランクトンたちのうち、特定のお目当ての物を分離します。(どうやってやるんでしょうね?!)
集めたお目当てのプランクトンを大きなタンクいっぱい飼育し、分泌された多糖類(EPS ※)を培地に集めるんだそうです。これもどうやってやるんだか興味深いです。ただ、プランクトンをすり潰してるわけじゃないと知って、ちょっと安心(笑)
で、このEPSを濃縮すると、多糖体、というだけあって、わた菓子みたいな物が出来ます。(しろうとくさいコメントですみません。)
これを水にとかして化粧水に配合します。
※EPS=ネバネバ成分
身体の外に、ネバネバした保護膜を作る種類の生物がいます。これにより身体を守ったり、エサ等をくっつけたりするようです。このネバネバ成分(EPS)に、今まで知られていない様々な有益な効果があるかも、ということで最近研究が進んでいます。
例えば、最近では、ラブレ菌のネバネバ成分(EPS)に、体の免疫機能を活性化する効果がある、と言うニュースがありました。インフルエンザや花粉症に効く、ということでヨーグルトを食べる人が増えているようですね。
【植物エキス:魔女のほうき】フランス産 海藻由来アンチエイジング成分
ラミナリアディジタータ
フランスやイギリスの海岸地域のきれいな海に生える海藻「ラミナリアディジタータ」。別名「魔女のほうき」。フルフリで採用しているのは、フランスのブルターニュ地方の海域がふるさとです。1988年にUNESCOの生物圏保護区に登録されたという、フランスの海洋国立公園がある、非常に美しい海です。
フランスでは、海藻は食べる方ではなくスキンケアにつかう方がポピュラーなようで、海水の海の恵みを活かしたオーガニックコスメやタラソテラピーの一環で、スキンケアに海藻が広く活用されています。
🧹成分と効能
海藻にとって海の中は紫外線が少なく乾燥の心配もない、安全な環境です。が、引き潮などで日光や乾燥にさらされてしまうこともあります。そのような時に、深みへ動いて逃げることが出来ない魔女ほうき達は自分の身を守るための防御方法をもっています。それが、EPS(多糖類)やミネラルを含む表皮であったり、抗酸化成分であったりします。
◎ 乾燥肌の改善
魔女ほうき成分が、お肌の表面の皮脂膜を補完して、皮膚表面のきめの粗さを改善してくれます。ざらざらしていた肌がなめらかになることで、肌を明るく、きれいに見せてくれたり、乾燥じわを少なくしてくれます。もちろん、角質に水分を閉じこめる保湿効果によってお肌の乾燥を防いでくれる作用もあります。
◎老化した細胞のコラーゲン生合成を助ける作用
魔女ほうきエキスを試した被験者のほとんどが、客観的にシワの深さで測定した「見た目年齢」が2年から6年ほど若返りました。(40-55歳の15名に1%配合クリームを28日間x1日2回使用)
臨床試験結果からは、コラーゲン生合成をふやす効果があることがわかっていますが、ひとつ面白いことがあります。魔女ほうきエキスは、若い元気な肌細胞に対しては余り効果がなく、老化したり、元気のない肌細胞への働きかけが顕著なのです。また、この肌細胞を元気にしてくれる作用は、元気な若い細胞のコラーゲン生成能力のレベル以上には働かないことも分かっています。
と、言うわけで、使う人の肌が持って生まれた肌の基礎体力以上の働きはしません。魔法の成分ではありません。逆に言えば、効き過ぎて副作用がでてしまうような「成分の暴走」が防げるという点では、良いことなのかも知れませんね。
◎お肌の常在菌(美肌菌、善玉菌)のごはんにも
肌の健康にかかわるのは肌細胞だけではありません。お肌の上には何億もの美肌菌(善玉菌)たちが住んでいます。彼らの健康のことを考えて、皆が楽しく暮らせるような環境を整えてあげる事が大事です。
魔女ほうきエキスは、お肌の善玉菌達のエサになるような成分がたっぷり。彼らにもミネラルや栄養、エネルギーを供給してくれます。
【ハーブウォーター】贅沢なジャーマンカモミール水
フルフリのジャーマンカモミール水
乾燥や急激な温度差で起こりがちな、ニキビや敏感肌のようなトラブル肌のケアに最適なジャーマンカモミール水。抗炎症作用と潤いパワーがあり、季節の変わり目などの時期にぴったりなハーブウォーターです。
(同じジャーマンカモミール水をつかったハーブウォーター)
【ハーブウォーター】「ハンガリーウォーター」モニター調査結果
アンチエイジング美容液 ハンガリーウォーター
ハンガリーウォーターは、13世紀から伝わる伝統的な処方を、アルコール不使用で再現したハーブウォーターです。
☆香りと使用感は?
お客様へのアンケート結果を集計しました。香りについては「まあまあ」と回答された方が、他のハーブ水に比べ突出して多い結果となりました。その代わり「とても好き」「余り好きでない」が少ないんです。
ところが、肌への効能については、90%以上の方が「結構良い」、「とても良い」と答えていらっしゃいます。
当店のハーブウォーターの中で、リピート率がいちばん高いのがハンガリーウォーター。香りに派手さはないけど普段使い用に最適という事でしょうか。
☆代表的なコメント
「すごくイイ!」から「ちょっとニガテ」まで、寄せられたご意見を分け隔てなく、幅広くご紹介します。皆さんは、商品選びの参考になさってください。私たちは、いただいたご意見を商品作りの参考にさせていただきます。
(香り:とても好きと答えた方)
🍃Aさん
肌との相性:とても良い
「とにかく癒されます! 肌も心も。 3年間リピし続けてます。ありがとうございます!」
🍃Bさん
肌との相性:結構良い
「結構リピし続けています。初めのうちは肌が健康的になって相性もすごーく良かったのですが、最近は肌がすっかりノンケミに慣れてしまったのかハーブウォーターの種類に限らず、なかなか効果が出ず…って感じです。まぁ~今更ケミカルに戻る気はさらさらないですが。フルフリさんの商品の品質がホントに良いのはHPやメルマガなどでよくわかるので、子供が肌荒れした時にも安心して使えます。そこらのブランド系ハーブ水より信頼してます!ただ品質が良いために少し値段が張るのも事実…ウチは保湿剤だけは薬局で買ってきたグリセリンを使っています。申しわけないです(>_<)なんだかんだ言って納得して愛用してます。値段の事だって、無理して下げて品質まで下がっちゃったら困りますもん!」
🍃Cさん
肌との相性:結構良い
「最初に他のハーブ水もいくつか試しましたが、使い心地の良さと香りの良さで、ハンガリーウォーターをリピートしています。」
(香り:結構好きと答えた方)
🍃Dさん
肌との相性:結構良い
「私の中でダントツの1番はネロリ&ローズで、2番目がハンガリーウォーターです。ローズマリーの少しメンズっぽいきりっとした感じの香りの中に、ネロリ&ローズの温かみのある甘い香りもあり、このバランスが好きです。どちらかと言うとさっぱりな香りなので、乾燥する季節には物足りなさもありますが、春・夏とまた注文したいです。」
🍃Eさん
肌との相性:結構良い
「においにクセがなくて、使いやすいです。匂いが濃いものは、例え好きな匂いでも体調や気分によってはキツイと感じることがあるので。他のハーブ水の香りを薄める時にも使います。
🍃Fさん
肌との相性:結構良い
「フルフリさんのハーブウォーターをいろいろ試させていただいていますが、一番リピしているのが、ハンガリーウォーターだと思います。私はローズマリーの香りは好きなので、ハーブ調の香りが多少強くてもそれほど気になりません。むしろ「お、入ってるな~」っていう感じがして(笑)自然な香りがするのを気に入っています。他にもいくつか使わせていただいていますが、そのたびに組み合わせの妙(?)や驚きを楽しませていただいています。」
(香り:まあまあと答えた方)
🍃Gさん
肌との相性:結構良い
「1番好きなローズウォーターに比べ、収斂性を感じる。使い続ければもっといいのかもしれないけど、香りがハーブ臭いと主人には大不評。ざんねん。」
🍃Hさん
肌との相性:よくない
「何が良くなかったのかはわからなかったのですが使ってる間ずっとおでこにミズボソウの細かいようなものができてザラザラしてました。たまに顔中にもできてましたけど別に赤くなるわけでも痒いわけでもなかったので無くなるまでは・・・と貧乏性で使い切ってました・・」
🍃Iさん
肌との相性:結構良い
「しっとりタイプ(でしたっけ)を使用しましたので、ヒアルロン酸が入っていたためか浸透がゆっくりでしたが、潤い感は好みでした。香りもさわやかですし。おためしセット購入後、中からこれを選んで使いました。」
(香りがニガテ、と答えた方)
🍃Jさん
肌との相性:とても良い
「肌との相性は物凄い良いのですが、いつも香りは「う~ん…」と思ってしまいます。香りの良いものを使いたくなってしまって、他の物を試しては、やっぱり肌との相性で戻ってくる…、の繰り返しをしています。これで香りが大好きな物になってくれたら、他のものに浮気せずに使い続けられるのに…、と密かに思っていました。どういう香りが好まないのか、どうゆう風にして欲しいかとか、具体的なことが言えずすみません。」
以上、ハンガリー水に関する代表的な意見を紹介させていただきました。ありがとうございます!
今後ともご意見、ご感想を、よろしくお願いします!
【ハーブウォーター】伝説の化粧水「ハンガリーウォーター」
ハンガリーウォーターの歴史
ハンガリーウォーターは、13世紀から伝わるアンチエイジング美容液です。最初につくったのは、ハンガリー王国の王妃、エリザベートという人だったと言われています。
エリザベートの人生は波乱万丈。だんなさんの王様がダメ男で、大変苦労したようです。ローマ法王からは破門。隣国に戦争を仕掛けては負け、王国は大赤字でした。1235年、このだんなさんが亡くなったのですが、この時エリザベートは、顔面神経痛か痛風を患っていたとのこと。この年、エリザベートの直筆サインがあるローズマリーをメインにした処方箋が発行されました。(アロマセラピストに言わせると、確かに理にかなった処方だそうです。)この文書は今でもウイーンに保管されているとのこと。
これが、ハンガリーウォーターの原典だそうです。
伝説のアンチエイジング効果
ローズマリーには抗酸化成分が豊富に含まれており、皮膚の老化を防ぐ効果が証明されています。さらにその香りは、気分を明るく元気づけてくれる香り。・・・まさに、アンチエイジングコスメです。
王様が死んだあと、このローズマリー水(ハンガリーウォーター)で健康と美貌を回復した王妃は、音楽やコスメに傾倒し、若い男性のとりまき達と楽しく暮らしたようです。
なんか分かるような気がします。(笑)
しかも、72歳の時に隣国ポーランドの王子サマ(なんと18歳!)に求婚されたという、すごい逸話まで残っています。
結局、再婚はしなかったようですが、めちゃくちゃ楽しい老後をおくった事がうかがえます。今で言う「美魔女」の元祖ですね。これもだんな様に先立たれた事と、ハンガリーウォーターのおかげ。
ハンガリーウォーターのその後
この「若返りの妙薬」、ハンガリー水のうわさは、ヨーロッパ中に広がり、14世紀初頭には、これをフランス国王のために調合する業者が現れます。そうしてハンガリーウォーターは、香水、民間薬として、ヨーロッパ各地で伝えられるうちに、さまざまなバージョンが派生しました。
最初にレシピがきちんとまとめられたのは、1795年のイギリスの家庭医学書。
昔の正露丸みたいに、まさに万能薬として紹介されました。
そして、時は流れて2006年、オーガニックコスメフルフリの新商品として、「ハンガリーウォーター化粧水」が売り出されることになりました^^
フルフリの「ハンガリーウォーター」
ハンガリーウォーターは、通常は原料植物を強いアルコール(エタノール)に漬け込んでつくりますので、敏感肌、乾燥肌の方には刺激がきつすぎて使いモノになりません。
フルフリのハンガリーウォーターは、芳香蒸留水を使うことでエタノールを一滴も使わない調合にしました。
【ハーブウォーター】2021年3月、パッケージリニューアル!
ハーブウォーターのパッケージをリニューアル
2021年3月、ハーブウォーターのパッケージをリニューアルしました!容器はこれまでアメリカから輸入したプラ容器(ボトル)を使用してきましたが、パウチ袋に変更しました。プラを使う事には変わりありませんので、五十歩百歩なのかも知れませんが、空ボトルを大量に空輸する時に排出されるCO2や、廃棄時の容積の事を考えると、ちょっとはエコかな、と思っています。
実際に使用してみると、意外とボトルよりも注ぎやすくて良かったです。厚みも薄いので、宅急便よりも安価なポスト投函便が利用できるのも嬉しいポイントですね。
ラベルも新しくなりました。
パウチになり、ラベルも一新!フルフリで使っているハーブは、その年の気候や生産者さんの工夫で、毎年少しづつ出来栄えが違い、それに伴いブレンドの比率も少し変えたりしています。
工業製品ではなく、ハーブウォーターとして仕上がるまでに、そんなストーリーがあるので、文庫本の表紙のようなデザインにしてみました。
化粧品作りは、文章を書くのにどこか似ています。思わず手に取って立ち読みしたくなるような、物語性のあるハーブ水・・・みたいな。w
うまく言えないけどそんな感じです。
ちなみに、今回起用したデザイナーさんは、美大の頃から切り絵作品を作って来たアーティストさんです。あなたのいちばん得意な表現方法を活かしてみては?と提案して、切り絵でデザインしてもらいました。
少しずつ色合いが違うものなどを、何通りか提案してもらったのですが、どれも素敵で選べず、インスタグラムのフォロワーさんにも意見を頂いたりしながら決めました。助けていただきありがとうございます!
どれも良い出来ばえです^^
【ハーブウォーター】「わのか」モニター調査結果
敏感肌用化粧水「わのか」
「わのか」は、どくだみ、よもぎ、かみつれ、3つの和風のハーブをブレンドした、和風ハーブウォーターです。
香りと使用感は?
開発時に、モニターさんに試作品をお試しいただいた結果を集計しました。
🌼香りについて
90%近くの方に、高く評価していただきました。
🌼使用感について
敏感肌の方ばかりを主にモニターさんに選んだためちょっと心配していましたが、非常に良い結果で安心しました。
🌼代表的なコメント
*Sプリンさん
香り :★★★★★ とても良い
使用感:★★★★ 良い
「香りは薬草感がふわっとし、紅茶の様です。さっぱり潤い赤みがおさえられた気がします。赤くポツポツしやすい肌ですが効きそうな気がします^^」
*KMさん
香り :★★★★★ とても良い
使用感:★★★★★ とても良い
「香りは甘くて、ほっとする感じでした。少しずつつけるともっちりして、しばらくすると肌の表面はさらりとしつつも肌の奥はひんやりしてとても気持ち良かったです。使用した際あごの下が少しかぶれていたのですが、しみることもなく、むしろかゆみがおさまり、次の日にはかゆみと赤みがなくなっていて驚きました。また、使用した翌日の顔色がいつもよりも白かったような気がします。」
*しろねこさん
香り :★ とても悪い
使用感:★★★★ 良い
「香りについては、好みが分かれると思いますが、青汁が飲めない私にはとても苦手な香りでした。ただ、補足情報にに『今回お送りしたどくだみ水は、ちょっと若い(蒸留したてで、熟成があまり進んでなく若干青っぽい香りがする)のですが、2週間ほど置くとまろやかに、甘くなってくると思います。』とありましたので、この点は少し緩和されるのかなと期待しています。使い心地については、とてもさっぱりした感じで刺激は感じませんでした。また、吹き出物がいつもより早く枯れたように感じて、嬉しかったです!」
*やまさん
香り: ★★★★ 良い
使用感:★★★★★ とても良い
「こんにちは!サンプル半分ほど使ったところです。香りは好きです♪ どくだみ茶、といった感じでしょうか(笑)よもぎの香りはスッと消えてしまい残りませんね。初めは乾燥でウロコ状態の足のすねに。コタツに入っていると、暖まって痒くなるので その瞬間を狙って試してみました。結果、その時は痒みが強過ぎてよく分からず。。ですが!何度か塗っていますが その後は痒みが出ていません♪ (普段何も塗らないので、単純に保湿不足かもですが…)次に、お風呂上がりに顔にもつけてみました♪ 顎の辺りに少しニキビ跡の赤みが残っていたので、その辺りに。これがとても驚きで!すぐに赤みが引いたんです!かなり感激しました♪♪ どくだみ効果すごいですね~!残念ながら まだネーミングが思いつきません。。一先ず、使用感の感動だけお伝えします!」
*MAさん
香り :★★★★★ とても良い
使用感:★★★★★ とても良い
「いつも使用しているものと比較しやすいように、いつもと同じ保湿成分と和漢植物エキスを加えて使用しました。使用感は、とてもしっとりとしていて、大変気持ちが良かったです。そして香りは、すごく優しく穏やかな、なんとなく和風な香りで大好きになりました。優しい香りでお肌への刺激もありません。すごく気に入りました。」
おまけ
実は「わのか」は、この時のモニターさんからネーミング案を募集し、沢山の案の中から選ばせていただきました。
「和のハーブでほのかな香りなので」という由来で『和乃香(わのか)』という、和歌山県のHTさんの案です。現在は、より分かりやすいネーミングということで、平仮名の『わのか』になっています。素敵な名前をありがとうございました!
【フルフリ式化粧水】つくり方♪
セルフメイドの化粧水
フルフリ式化粧水は、使用前にご自身で成分を混ぜていただく化粧水です。混ぜてから2週間の消費期限。それは正真正銘の防腐剤無添加だからこそ。
計量や道具の用意は不要の簡単な作業ですが、2週間に一度、ちょっとひと手間をかけて、丁寧なスキンケアをたのしみましょう!
つくり方はとってもかんたん♪ 30秒くらいで完成します。ご利用の際、つくり方の説明書も同梱していますので、ご安心くださいね。
動画もご参考にどうぞ!(※旧デザイン容器での動画となります。ご了承ください。)
【ポメロウォーター】8種の全成分を解説!
ポメロウォーターには8種類の成分しか使われていません。
ふつう、化粧水ラベルには、長いカタカナの成分名が何十も羅列されるものですが、ポメロウォーターは、8つの厳選された天然由来成分にしぼって調合しています。シンプルながら素材のもつ力を最大限引き出せるよう、こだわりました。配合量の多い順にご紹介します。
1)海水
高知県室戸岬沖で取水した、清浄で栄養豊富な海洋深層水を逆浸透膜処理した水がお肌にうるおいチャージします。海水と言っても塩分は入っていません。
2)ザボン花水
文旦の学名。英名ポメロ。優しい引き締め効果と、保湿力、そして何よりも素晴らしい香りが特長。乾燥した肌につけると、みずみずしく潤いつつ、きゅっと引きしまる独特の感触があります。
3)ベタイン
アミノ酸系の保湿成分。主に砂糖大根から抽出されますが、麦芽やフルーツなどにも多く含有。保水性が高く、非常に低刺激。べとつきがなくしっとりと潤います。
4)グリセリン
やし油から抽出。すべての油脂に含まれている成分であり、皮膚にも多く含まれています。肌を柔らかくし、しっとりとした潤いを与えます。
5)ペンチレングリコール
極めて低刺激でさっぱりとした感触が特徴の保湿成分ですが、優れた抗菌性もあわせ持ち、防腐剤の使用量を減らしてくれる効果もあります。
6)トレハロース
糖の一種。小さくしなびた干シイタケが水で戻って大きくなるのは大量に含まれるトレハロースのおかげ。水分保持能力のほか、肌細胞を乾燥から防ぎ保護する効果などが注目されています。
7)セイヨウシロヤナギ樹皮エキス
柳の木から採取する、紀元前から使われている天然の抗菌成分です。品質保持に役立ち、天然防腐剤として使っていますが、細胞賦活作用や角質の正常なターンオーバーを促す効果も期待できると言われています。
8)ダイダイ花油
ネロリ精油のことです。文旦花の蒸留水は天然のものなので、どうしても年度やロットによって香りにばらつきが出ることが想定されます。0.01%刻みのごく微量を添加して香りを整える役割に使っています。
以上の8つの成分で、ポメロウォーターができています!製造においては、高知県内の工場で高知県産の原料を85%以上つかって製造しました。
心を穏やかに保つ日本のネロリ「土佐文旦の花」の香りと潤い効果をお楽しみください。
【ポメロウォーター】高知県産 文旦の花
ポメロウォーターの原料の花はどこから?
🍊日本のネロリ
フルフリの「ポメロウォーター」は、その名のとおり、ポメロ(文旦)の花を原料につかった化粧水です。引き締め効果、保湿力が期待できる原料ですが、何よりも、素晴らしい香りが特徴です。
皆さんは、オレンジの花のエッセンス「ネロリ」をご存じでしょうか?甘く優美な香りとスキンケア効果を持ち、アロマテラピーには欠かせない、高価なエッセンスです。香水や化粧品のレシピに頻繁に使われていますが、実は日本ではほとんどを輸入に頼っていました。
私は仕事の関係で、みかん園に訪れることが多くあったのですが、初夏の風が吹くころ、花が満開になるみかん園を訪れると、そこは甘くやわらかい香りに包まれた楽園のようでした。それは夏みかんや文旦(ぶんたん)の花の香り。まさに日本の「ネロリ」です。
🍊高知県安芸市の文旦の花
フルフリでは、2007年頃より、日本のみかんの花を使って、ネロリ水の国産化を研究してきました。そして、良いご縁に恵まれ、2014年より、高知県安芸市「まる弥カフェ」のオーナーである小松さんご夫妻のご協力で、良質な文旦の花を提供していただいています。
>> まる弥カフェ HP
※「まる弥カフェ」は、岩崎弥太郎生家前(三菱グループ創始者。幕末に坂本龍馬と共に活躍。)にあるオープンカフェ。地元食材や雑貨のセレクト販売もしています。敷地から少し離れた場所に、お店で出すスイーツを作っているこざっぱりとしたキッチン農園があり、ここに文旦の木があるのです!完全無農薬で大事に育てられた木です。
小松さんご夫妻のご協力からはじまり、おかげさまで「ポメロウォーター」はフルフリの人気商品となりました。より多くの文旦の花を収穫するため、最近では、同じ高知県安芸市内にある「大北果樹園」の大北さんにもご協力いただき、文旦の花を提供していただいています。
>> 大北果樹園 HP
🍊年に一度の収穫
かんきつの花の時期は短いので、1週間ほどの間に1年分を収穫します。より自然に近い状態で栽培している区画を、化粧水のために用意してくださっています。
【フルフリ式化粧水】夏の保管方法について
高温時のフルフリ式化粧水の保存と管理
気温が高くなると、食品や生ものなどの扱いには気を遣いますよね?防腐剤を入れていないフルフリ式化粧水の管理も、気温が高いシーズンにはちょっとした気遣いが必要です。
調合前の化粧水の保管
調合前のハーブ水や保湿液、植物エキスは、実は高温はへっちゃらなんです。たとえ、暑い部屋に放置してしまったとしても、おうちの室温はせいぜい40度程度。そのくらいの温度でしたら、封が開いていてもあまり心配はいりません。(1シーズンのみ)
理由は、そもそも製造時にかなりの熱を加えているからです。ハーブ水なら100度以上、植物エキスや保湿液なら50~60度に加熱します。また、容器に充填するときにも、80度以上の熱を一定時間加え、減菌処理を行っています。熱でも分解、劣化しないものだけを原料として使っているんです。
ただし!「温度差」と「紫外線」には弱いです!!温度が毎日のように大きく変化するよゆな環境の場合は、だんだん安全性が落ちてくる可能性があります。また、紫外線(直射日光)も嫌います。なので、戸棚や箱に入れて、温度変動や日当たりから守っていただくと安心です。
調合した後の化粧水の保管方法
調合前の状態なら安定性が高い化粧水素材も、一旦混ぜてしまうと安定性が落ちて衛生管理が重要になってきます。菌が繁殖しやすい環境になるからです。特に気温、湿度が上がったり、紫外線に当たる環境は要注意!
💡正しい保管方法
・直射日光、紫外線が当たらない場所に保管する。
・涼しい場所で保管する。
・詰め替え用レフィルの場合、調合前に容器を洗って消毒する。
・容器の口を触らず、清潔に保つ。
・手に出した液体を容器に戻さない。
長くお使いいただいているお客様の中には、調合後、冷蔵庫で保管してくださっているお客様もいらっしゃいます。冷蔵庫保管は必須ではありませんが、特に暑いシーズンにはヒンヤリした使用感を楽しめるので、気持ちが良いですね!お好みでどうぞ^^