【パウダーファンデーション】ブラシの洗い方
ファンデーションのブラシは洗うの??
ミネラルファンデブラシは、毎日の使用後にティッシュなどで粉を落としていれば、基本的にはそんなに洗う必要がないのですが、それでもだんだんと化粧品や皮脂がブラシについて汚れてきます。毛先のベトつきやこわばりなどが気になってきたらたまにあらう事をお勧めます。
ブラシ繊維メーカーやブラシ職人さんに教わって、ミネラルファンデブラシのお手入れ方法、正しい洗い方を教えてもらいました。適切にケアすることで、ブラシを衛生的に使いやすく保つと共に、寿命も伸ばします。
🐤毎日のケア
ブラシを使用した時は必ず毎回、余分な粉を落としてからティッシュなどで軽く拭き取ってください。
🐤水洗いの頻度
几帳面な方は2週間に1回くらい洗う方もいらっしゃいますが、毎回のお手入れを忘れずにおくと、水洗いは3ヶ月~半年に一度くらいでいいようです。
余裕がなくて毎回はお手入れできない場合は、月1くらいで洗った方がいいかもしれませんが、あまり長持ちしないかもしれません。
※注意点
・ブラシの毛の接着がとれないように、注意深く取り扱ってください。特に金属で巻かれた根本部分をぬらさないようにすると、より長く使える様です。
・リンスやコンディショナーはブラシを劣化させますし、肌にも余りよくないのでご使用にならないでください。
🐤洗い方
★用意する物
お皿、お湯、洗浄液(なるべく無添加の石鹸液やシャンプーがおすすめですが、汚れがひどい場合は後述のスペシャル洗浄液を使用します)
★正しいブラシの洗い方
1)準備
お皿に浅くお湯をはります。60度位までが適温です。
2)予洗い
湯の中にブラシの先端をつけて、底に軽く押しつける様にして水になじませます。ブラシは毛先のみが汚れていますので、毛の根元までぬらす必要はありません。
3)洗浄液で洗う
洗浄液ををお湯で薄めいれて毛先を優しく押しつけながら、泡でもむようにして毛先を洗ってください(お茶を点てているような気がしてきます)。
洗うのは毛先から4分の一から半分くらいまで。汚れているのは毛先だけだからです。毛の根本が濡れないようにするとブラシの持ちがよくなりますし、乾かすのもラクです。
日頃ミネラルファンデのみを使用されている場合は、軽い洗浄のみで大丈夫ですが、日焼止めなどを塗った上から使われている場合は、洗浄液を一度取換えてもいいですね。
4)注意深くすすぐ
毛根の金属部分が濡れないようにした方が良いようですが、濡れちゃっても、洗浄液が残留するよりはましですから多少濡れても大丈夫。
5)水分をふく
指で優しく根本から毛先までもみ出すようにして余分な水を追い出したのち、タオルやティッシュでていねいに水分を吸収させてください。早く乾かそうとして、毛を引っ張ったり、毛に分け目をつけたりしないでください。
6)ブラシを丁寧に乾燥させる
A.自然乾燥する:指で毛を元通り整えて、毛先を下にして陰干しして乾かします。毛先を上にしたり、横に置いたりすると、乾くのに時間がかかるようですし、毛の根元に水が入ってしまう可能性もあります。大きめの洗濯ばさみでぶら下げるか、ハンドル部を輪ゴムをしばってぶら下げてもいいかもしれません。(最初からぶら下げる穴がついてれば便利なののですけどね。)
B.ドライヤー乾燥する: ドライヤーの低温で一気に乾かしてしまってもOKです。 ただし、高温にならないよう、そして風をあて過ぎないように遠くから、適度に温かい風をあてて乾かして下さい。(自然乾燥を正しくやっているにもかかわらず、うまく行かなかった方で、こちらのドライヤーを使う方法で上手に乾かせた方がいらっしゃいました。)
🐤汚れがひどい場合のスペシャル洗浄液
・水
・エタノール(アルコール)
・台所洗剤
エタノールは30%に希釈します。(梅酒をつくるホワイトリカーを使えば最初から大体30%濃度なので便利ですね。)エタノール50mlに対して、小さじ1杯の台所洗剤かシャンプーを混ぜて出来上がり。
※ 市販のクレンジングローションに似た様な調合ですので、クレンジングローションを使われてもいいかもしれませんね。 ・・・こうやって、レシピを見てみると、クレンジング剤ってお肌に使うにはちょっとこわいですね。
上手なお手入れで、ブラシは大事に長く使ってくださいね♪