【うらら/シャンプー】お店では教えてくれない 成分の詳細
すべての成分を解説!
うららシャンプー&コンディショナーは、なるべく少ない成分数で、シンプルに調合を組むことを心がけました。成分数を少なくしつつも使いやすい製品にするには、一石二鳥な成分(ひとつで複数の役割を持った成分)を選択し、それらを上手に組み合わせる必要があり、なかなか頭を使います。
🌹うららシャンプーの全成分
17種類の全成分を、配合量の多い順に表示します。
全成分表示
水、ハマナス花水、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルアスパラギン酸Na、BG、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、セテアレス-60ミリスチルグリコール、ベタイン、褐藻エキス、プラセンタエキス、パンテノール、グリチルリチン酸2K、ゼラニウム油、ポリクオタニウム-10、クエン酸、カプリリルグリコール
★洗浄する成分(3つ)
以下3つの洗浄成分は、コンディショニング効果を兼ね備えたものを採用しています。特にショートヘアーですとシャンプーだけでOKで、コンディショナーは必要ない方も多いかもしれませんね。
1)ココイルグルタミン酸TEA
控えめでマイルドな洗浄力のアミノ酸系洗浄剤。洗浄成分でありながら、保湿成分であるグルタミン酸が髪のコンディショニング効果を持っています。しかも陰イオン系の洗浄成分なので、タンパク質変性作用がなく、頭皮にもダメージを与えない優秀な成分です。
2)ラウロイルアスパラギン酸
高価なこともあり他のシャンプーではあまり使われないアミノ酸系洗浄剤。泡立ちがよくて、刺激が低いのが特長。また、この成分は、ヤシ油成分のラウリン酸にアスパラギン酸というアミノ酸を結合させてつくった物質ですが、このアスパラギン酸、実は化粧水などに使われる保湿成分でもあります。上記のココイルグルタミン酸TEA同様、洗浄剤なのに髪の保湿もこなす優秀な成分です。
3)コカミドプロピルベタイン
洗浄力が弱く刺激も少ない、安心な界面活性剤。ただし、洗う力はさほどないのでどちらかと言うと、泡立ちを良くするための成分です。また、こちらも保湿成分(ベタイン:下記参照)を含みますので、髪のコンディショニングにも役立ちます。
★洗浄の手伝いをする成分(3つ)
1)コカミドDEA
起泡、増粘、洗浄助剤。非イオン性のノニオン性界面活性剤で刺激性が低いです。たくさん入れるととっても泡立ち豊かなシャンプーにはなるのですが、髪にはあまり良くないので、控えめの配合にとどめています。
2)セテアレス-60ミリスチルグリコール
増粘剤。トロリとした粘度をつけるための増粘剤として使用。
3)クエン酸
弱酸性にして洗浄成分を働きやすくするためpH調整剤として使用。
★地肌と髪のうるおい成分(9つ)
1)水
…水です。
2)ハマナス
栽培バラの原種であるハマナスの花弁を蒸留した水です。ローズを上回る素晴らしい香気成分、美肌成分を含みます。
3)ベタイン
北海道産甜菜由来のアミノ酸系保湿剤。毛髪に吸着しやすく、柔軟性と弾力性を与え、仕上がり後のぱさつきを抑え、しっとり感を与える。敏感肌の化粧水成分として優秀な成分。
4)褐藻エキス
函館産ガゴメコンブ由来。フコイダンというぬめり成分を含み、毛包やキューティクルをケアして美しい髪を作り上げます。
5)プラセンタエキス
髪と頭皮の保湿作用があります。
*レフィルでは、こちらを函館産ガゴメコンブエキスに置き換えています。
6)パンテノール
ビタミンB群の一つでプロビタミンB5とも呼ばれる。頭皮を健康に保つ成分。
7)グリチルリチン酸2K
甘草エキスの主成分で、頭皮が荒れ気味な時には抗炎症剤として働きます。
8)ゼラニウム油
天然のハーブ水の香りは収穫時期によってブレがありますので、ゼラニウム油で香りを整えます。
9)ポリクオタニウム-10
髪のコンディショニング剤。食物繊維でもあるセルロースの一種が髪のダメージを補修し、スタイリングしやすくなります。ただ、配合量が多過ぎると、ハリやコシが出過ぎて、髪の毛の柔らかさがなくなってしまうのでさじ加減が難しかった成分。
★保湿&ほかの成分の安定を保つ成分(2つ)
1)BG
ほとんどの化粧水に使用されている低刺激な保湿成分ですが、防腐効果も少しあります。
2)カプリリルグリコール
刺激が少なく、軽い感触を有することから、保湿成分、ヘアコンディショニング成分として様々な化粧品に使用されますが、適度の抗菌作用も持っています。うららシャンプー、コンディショナーのように調合によっては防腐剤代わりになる場合もあります。
以上が、うららシャンプーの全成分説明です。ちなみに、成分はすべて天然由来のものを選んでいます。
長いカタカナの成分名も、一つ一つ分解して理解できると、安心してお使いいただけるのではないでしょうか。